
お家でフライパンを使っておいしく焼き肉が焼けない・・・
ホットプレートを出すのがめんどくさい
フライパンでおいしく焼き肉を焼くコツが知りたい
この記事では上記の疑問や悩みを解決します。
1人焼肉でわざわざホットプレートを出して焼くのはめんどくさい・・・
そこで、フライパンで焼いてみるとなぜかうまく焼けない、そんな経験はありませんか?
実は、フライパンでおいしく焼き肉を焼こうと思うとコツがいるんです。
そこで、今回はフライパンでおいしく焼き肉を焼くコツを解説していきます。
- お肉は常温に戻してから焼く
- フライパンはしっかり温め強火で焼く
- 余分な脂はキッチンペーパーで取り除く
- 裏返すのは1度だけ、ゆっくり引きずるように裏返す
- タレ付の焼き肉なら簡単においしく焼ける

この記事はお肉屋さんで主任を務めるお肉のプロが書いています
お取り寄せも大好きで毎月お肉のお取り寄せ継続中!!

フライパンで焼くとまずくなってしまう理由

- フライパンは食べながら焼けないので冷めてしまう
- 肉の余分な脂がついてべっとりしてしまう
- 肉が重なって焼きムラができてしまう
フライパンは食べながら焼けないので冷めてしまう
ホットプレートで焼き肉をする場合は焼きながら食べることができるので、できたてのアツアツのおいしいお肉が食べられます。
しかし、フライパンの場合は調理が完了してからお皿に盛り付けたり移動させたりと時間がかかってしまい冷めておいしくなくなってしまいます。
お皿の準備などは事前に済ませておいて、できるだけアツアツのうちに食べられるように工夫しましょう。
肉の余分な脂がついてべっとりしてしまう
お店での焼き肉は網で焼くので脂が下に落ちていきますが、フライパンで焼き肉をすると脂が溜まってしまいお肉がベタベタになってしまいます。
おいしく焼きたいならキッチンペーパーなどで脂を拭き取るなど対策が必要です。
肉が重なってしまい焼きムラができる
フライパンで焼き肉を焼く時に、一度に大量のお肉を焼いてしまう、フライパンが小さくてお肉が重なってしまうということはないでしょうか?
焼きムラや、生焼けの原因となります。
フライパンで焼く時はお肉の量に注意して重ならないように焼きましょう。

一度に大量に焼いて時短したい気持ちはわかりますが
おいしく焼くには重ならないよう少しづつ焼くのがポイント
フライパンでお肉を焼くコツ5選

- お肉を常温に戻してから焼く
- フライパンはしっかりあたためてから
- 牛脂を使って強火で焼く
- 余分な脂は拭き取る
- 裏返すのは1度でお肉は優しく引きずって裏返す
フライパンでお肉をおいしく焼くコツはこの5つだけ。
順番に紹介していきます
お肉は常温に戻してから焼く
お肉は冷蔵庫から出してすぐに焼くのではなく、常温に戻しましょう。
冷えたままでお肉を焼いてしまうと、中まで焼けるのに時間がかかるので、表面のコゲ・焼きむらが発生しやすくおいしくなくなってしまいます。
調理前の30分前には冷蔵庫から出しておきましょう。
フライパンはしっかりあたためてから焼く
お肉を焼く前にフライパンはしっかり温めておきましょう。
フライパンの温度の目安は200℃で、強火でサッと短時間で焼き上げるのがおいしく焼くコツです。
お家でよく使われる「テフロン加工」のフライパンでもおいしく焼くことができますが「テフロン加工」のフライパンは高温の200℃を維持するのが難しいのに加え高温に弱く劣化が早いのでもっとおいしく焼きたい方は鉄製のフライパンがおすすめです

牛脂を使って強火で焼く
お肉を焼く前に牛脂をひきましょう。
油でも焼けるのですが断然牛脂がおすすめです。
なぜなら、お肉にコクがでておいしさがワンランクUPするからです。
スーパーで無料でもらえますのでぜひ利用しましょう。
フライパンに牛脂をひいて、フライパンから煙が出てきたら200℃になった証拠です。
強火で焼いていきましょう。
余分な脂は拭き取る
焼いている最中のポイントですが、出てくる脂はキッチンペーパーでしっかり拭きましょう。
脂を拭かないとお肉が焦げやすくなるほか
お肉がベタベタになって美味しくなくなってしまいます。
裏返すのは1度でお肉は優しく引きずって裏返す
フライパンで焼き肉を焼くときは裏返すのは1度だけ
お肉の表面から肉汁が出てきたら裏返すタイミングです

ゆっくり優しくお肉をひきずりながら移動させて裏返しましょう

引きずりながら裏返すことで
常に温かい場所でお肉を焼くことができます
フライパンでのおいしい野菜の焼き方のコツ

- 野菜は薄く切る
- 肉より先に焼く
焼き肉をする時にお肉だけではしんどいですよね
野菜も一緒にたべることでお肉がより一層おいしくなります
フライパンでおいしく野菜を焼くコツはたった2つだけです、順番に解説していきます。
野菜は薄く切る
野菜は焼きやすいように薄切りにするのがポイント
分厚いとなかなか焼けずに焦げてしまいます
肉より先に焼く
野菜はお肉より先に焼きましょう
野菜は脂を吸収しやすいので
お肉の後に焼いてしまうと脂っこい野菜を食べる羽目に
野菜のなかでも焼く順番があり、火の通りにくい野菜を先に焼いていきます。
- ピーマン
- 玉ねぎ
- 長ネギ
- きのこ類
- キャベツ
- なすび
- もやし
- とうもろこし
また、各野菜の焼き方は「モランボン おうち焼肉〜野菜編〜」の記事が詳しく書かれているのでおすすめです
箸休めに生野菜がおすすめ
お肉・焼き野菜ばかりでは飽きてしまうので、口の中をリセットさせるためにも生野菜がおすすめです。
そのまま食べられるキャベツやお肉を巻いて食べるサンチュもおすすめです。
部位別のフライパンでのおいしい焼き方を解説

基本的なフライパンでのおいしい焼き肉の焼き方がわかったところで
次は、部位別のおいしい焼き方を解説していきます
タン

牛タンをおいしく焼くコツは
強火でサッと焼くことです。
フライパンをアツアツに熱したら牛脂を薄くひいて焼きはじめます。
お肉から肉汁が出てきたら裏返す合図
お肉をひきずるようにしてやさしく裏返します
焼いている最中にお肉の端が浮いてきたら軽く押さえてあげるのがポイント
裏返すのは一度だけでおいしい焼き色がついたら完成です
カルビ・バラ
カルビをおいしく焼くコツは
余分な脂をしっかりとってあげることです。
カルビ・バラは他の部位に比べて脂がおおくてベタベタになって美味しく無くなりやすい部位です。
フライパンをアツアツにしたら牛脂を引かずに焼き、表面から肉汁が溢れ出してきたら裏返します。
おいしそうな焼き目がついたら完成です。
ロース・赤身(モモ・カタ)
ロースをおいしく焼くコツは短時間で焼くこと。
ロースは脂身が少なく赤身が多い部位なので焼きすぎるとかたくなってしまいます
牛脂をひいて強火で焼き、表面から肉汁がでてきたら裏返します。
そして、もう片面をサッと焼いたら完成。
ハラミ

ハラミをおいしく焼くコツはしっかり焼くこと。
ハラミは内臓系の部位となりますので焼きが甘いと内臓特有の臭みが残る原因となります。
フライパンをアツアツに熱し強火でお肉の表面に焼き色をつけ、お肉の表面から肉汁がでてきたら裏返します。
裏面に焼き色がついたら弱火に変えて両面もう一度焼くと完成です。
ホルモン

ホルモンをおいしく焼くコツは
先に塩をふりかけてもみ洗いし、臭みが消しておくことです。
ボールにホルモンをいれて塩をふりかけもみ洗いすると、ホルモン特有の臭みが消えます。
そしてフライパンをアツアツに熱して牛脂をひいて強火で焼いていきます
このとき皮のある方から焼いていくのがポイント
さらに水分が大量にでてきますのでキッチンペーパーでしっかり拭いていきましょう。
皮の面がきつね色になったら裏返しましょう。
すこし透明になってきたら焼き上がりの合図です。
皮のほうはしっかり焼きますがこちらはサッと焼くだけで十分です
焼きすぎないことでホルモン特有のジューシーさが残りおいしいです
タレ付の焼き肉なら簡単にフライパンで焼ける

タレ付のお肉なら焼くのが簡単でおいしいです。
下味をつけて漬け込むことで
お肉がやわらかくなり味が染み込んでいて
焼くだけの簡単調理でおいしい焼き肉を楽しめます
おいしい自作の漬け込みタレを紹介
クックパドで紹介されている私のおすすめつけ込みだれレシピを紹介
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- すりりんご 1/3個
- ごま 適量
- ごま油 大さじ1
- (ピリ辛ならコチュジャン 小さじ1)
- おろしにんにく 3欠片
材料をすべて混ぜてジップロックに入れたお肉と揉みこみ混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分〜1時間寝かせます。
焼き方は先ほど紹介した焼き方でOK。
スーパーで買えるおすすめのタレ
自作のタレで漬け込むのが面倒という方には市販のタレでの漬け込みが簡単でおすすめ。
ジップロックにお肉を入れて
お肉の重量の20%〜25%のタレで揉んで漬け込みます
その後冷蔵庫で30分から1時間寝かし、お肉がタレを吸い込んで少し大きくなれば完成。
焼き方は先ほど紹介した焼き方で焼いていきます。
私のスーパーのお肉コーナーでは「秘伝焼き肉のタレ」が売れ筋
「エバラ黄金の味中辛」も売れ筋の定番商品です
スーパーで見かけたら買ってみてくださいね。
まとめ:フライパンでおいしく焼き肉を焼くコツ

今回はフライパンで焼き肉をおいしく焼くコツを解説しました。
最後にまとめると
- お肉は常温に戻してから焼く
- フライパンはしっかり温め強火で焼く
- 余分な脂はキッチンペーパーで取り除く
- 裏返すのは1度だけ、ゆっくり引きずるように裏返す
- タレ付の焼き肉なら簡単においしく焼ける
コツさえ掴めば誰でも簡単にお家のフライパンでおいしく焼き肉が焼けます
ぜひみなさんもお家でフライパン焼き肉を楽しんでくださいね。
おすすめのお肉のお取り寄せサイトが知りたい



