【肉屋直伝】冷凍鶏肉のおいしい解凍方法5選|塩水解凍でしっとり仕上げるコツも

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豚くん

冷凍した鶏肉を電子レンジで解凍したら、パサパサで臭くなっちゃった…

ジョニー

鶏肉は牛肉以上に解凍方法で味が変わる食材です。正しい方法を覚えると、買ったときの状態を保ったまま使えますよ。

鶏肉は水分が多く、解凍方法を誤るとパサつき・臭み・水っぽさが一気に出てしまいます。せっかく安く買った鶏肉も、解凍で台無しにしてしまうのは残念。

結論から言うと、鶏肉のもっともおいしい解凍方法は冷蔵庫での自然解凍です。時間はかかりますが、買ったときに近い状態で使えます。

この記事では、現役肉屋が教える鶏肉の正しい解凍方法5つを徹底比較し、シーン別のおすすめと注意点を解説します。

目次

【結論】鶏肉も「冷蔵庫で自然解凍」が一番おいしい

鶏肉も牛肉や豚肉と同じく、もっともおいしいのは冷蔵庫でゆっくり時間をかけて自然解凍する方法です。

鶏肉は牛肉以上に解凍がデリケート

鶏肉は牛肉より水分が多く、繊維も繊細。急に解凍するとドリップが大量に出て、旨味が一気に流出します。

とくに鶏むね肉はパサつきやすいため、解凍方法が仕上がりを大きく左右します。

鶏肉の解凍方法5つを徹底比較

主な解凍方法5つを、所要時間と仕上がりで比較しました。

方法所要時間仕上がりおすすめ度
冷蔵庫で自然解凍4〜12時間◎ 最高★★★★★
氷水解凍20分〜1時間○ 良い★★★★
塩水解凍15〜30分◎ ジューシー★★★★
流水解凍30分〜1時間△ やや劣化★★★
電子レンジ解凍2〜4分× 劣化大★★

鶏肉の場合、塩水解凍という鶏肉ならではの裏ワザがあります。時短かつジューシーに仕上がるおすすめ方法です。

豚肉を解凍するときに押さえたいポイントは、こちらの記事にまとめています。

①冷蔵庫で自然解凍(ベストな方法)

もっとも仕上がりが良いのが冷蔵庫での自然解凍です。

時間の目安

  • 鶏むね肉・鶏もも肉(1枚):6〜8時間
  • 鶏ささみ:4〜6時間
  • 手羽元・手羽先:6〜8時間
  • 鶏ひき肉:4〜6時間

夜のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移しておけば、翌日の夕食に間に合います。前日の夜からの計画的解凍が一番です。

②塩水解凍(鶏肉ならではの時短ワザ)

鶏肉ならではの裏ワザが塩水解凍。時短かつジューシーに仕上がる優秀な方法です。

手順

  1. 水500mlに塩大さじ1(3%濃度)を溶かす
  2. ジッパー付き袋に鶏肉と塩水を入れる
  3. 空気を抜いて封をする
  4. ボウルに入れ、室内に15〜30分置く

塩水の浸透圧で鶏肉に水分が入り、解凍と同時に下味とジューシーさをプラスできます。鶏むね肉のパサつき防止に特に効果的です。

③氷水解凍(時短かつ高品質)

冷蔵庫解凍に近い品質を時短で実現できるのが氷水解凍です。

手順

  1. 冷凍鶏肉をジッパー付き袋に入れて密閉
  2. ボウルに氷水を作る(氷と冷水を1:1で)
  3. 袋ごと氷水に沈めて解凍
  4. 20分ごとに水を入れ替えて温度を保つ

水温を低く保つことで菌の繁殖を抑えながら、20分〜1時間で解凍できます。

④流水解凍(一般的な時短方法)

急いでいるときに使える定番が流水解凍です。冷蔵庫解凍よりは品質が劣りますが、電子レンジよりはマシです。

ジッパー付き袋に入れて密閉し、上から流水を当て続けます。30分〜1時間が目安。水道代がかかる点に注意してください。

⑤電子レンジ解凍(最終手段)

もっとも早いものの、品質劣化が大きい最終手段。鶏肉は水分が多いため、電子レンジ解凍だと部分的に火が通ってしまうリスクがさらに高くなります。

解凍モード(弱モード)で短時間ずつ、こまめに様子を見ながら使ってください。

ジョニー

鶏肉の常温解凍は牛肉以上に菌が繁殖しやすいので、絶対に避けてくださいね。

鶏肉解凍後の3つの大切なポイント

解凍後の扱い方も大切です。3つの注意点を押さえましょう。

①ドリップは必ず拭き取る

解凍後に出たドリップ(赤い汁)はキッチンペーパーでしっかり拭き取ってから調理してください。臭みの原因になります。

②中まで完全加熱が必須

鶏肉は必ず中心まで75℃で1分以上加熱してください。カンピロバクターやサルモネラなどの食中毒リスクを防ぐためです。

切ったとき中心がピンク色のままだったら、追加加熱してください。

③再冷凍は避ける

一度解凍した鶏肉の再冷凍は推奨されません。品質劣化と食中毒リスクが高まるため、解凍したらその日のうちに使い切るか、加熱してから保存しましょう。

スーパーで買った解凍肉を再冷凍していいかどうかは、こちらの記事で判断基準を紹介しています。

鶏肉の解凍に関するFAQ

よくある質問

鶏肉の解凍についてよく寄せられる疑問をまとめました。

凍ったまま調理することはできますか?

料理によっては可能です。煮込み料理(カレー・シチュー・水炊きなど)は凍ったまま入れても問題ありません。ただし焼く・揚げる料理は、解凍してから常温に戻して調理するほうがおいしく仕上がります。凍ったまま焼くと外側だけ焦げて中が冷たい状態になり、加熱不足のリスクもあります。

鶏むね肉のパサつきを防ぐ解凍方法は?

塩水解凍がおすすめです。3%の塩水(500mlに塩大さじ1)に15〜30分浸けながら解凍すると、塩水の浸透圧で鶏むね肉に水分が入り、加熱後もしっとり仕上がります。下味も同時につくため、調理時の塩は控えめにしてください。

解凍した鶏肉はいつまで日持ちしますか?

解凍した鶏肉は、冷蔵庫で1日以内に使い切るのがおすすめです。鶏肉は牛肉や豚肉よりも腐敗が早く進むため、できるだけ早く調理しましょう。すぐに使えない場合は、加熱調理してから保存するのが安全です。

まとめ:鶏肉は冷蔵庫解凍+塩水解凍が二大正解

この記事のまとめ

ここまでの内容を最後に振り返ります。

鶏肉の解凍は冷蔵庫でゆっくり時間をかけてが一番おいしい方法。急いでいるときは、鶏肉ならではの塩水解凍を使えば、時短かつジューシーに仕上げられます。

解凍後は必ずドリップを拭き取り、中心まで75℃で1分以上の加熱を守って安全においしく食べてください。

牛肉の解凍方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

サーロイン

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