豚くんシャウエッセンが5本になったって本当?なんか炎上してたけど。
ジョニー本当です。ただ、減っただけではないんですよ。1本は太くなっています。
2026年10月、シャウエッセンの中身が変わりました。発表の翌日にはSNSで大きく広がり、賛否が飛び交う事態になっています。
減ったのか、増えたのか。値段は上がったのか。情報が混ざっていて、分かりにくいと思います。
この記事では、日本ハムの発表と報道で確認できた数字だけを並べて整理します。そのうえで、1本が太くなったことが家庭の加熱時間にどう効くかまで、精肉売り場に10年いた経験から書きました。
シャウエッセンは何がどう変わったのか

変わったのは3つです。内容量、本数、そして1本の太さ。まとめると次のようになります。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 1袋の内容量 | 117g | 107g |
| 1袋の本数 | 6本 | 5本 |
| 1本あたりの重量 | 約19.5g | 約21.4g |
| 2袋束の参考小売価格 | 702円(税込) | 702円(税込) |
日本ハムは2026年10月5日にリニューアルを発表し、10月1日の納品分から順次切り替わっています。
内容量は117gから107gへ
1袋あたり10g減りました。主力の2袋束で見ると、234gが214gになった計算です。
公式リリースに書かれているのは、この「117g×2パックから107g×2パックへ変更します」という部分です。
本数は6本から5本へ
こちらは公式リリースには書かれていません。ねとらぼの取材に対して日本ハムが認めた内容です。
1袋が6本から5本になりました。中身が1本減る、という分かりやすい変化です。
1本あたりは約19.5gから約21.4gへ
ここが今回の肝です。本数を減らしたぶん、1本を太くしています。
同じくねとらぼの取材で、日本ハムは1本あたりの重量が約19.5gから約21.4gに増えたと答えています。1本あたり約10%太くなった計算です。
袋を開けたときの見た目が変わったと感じる方は、気のせいではありません。
値段は据え置き。つまり実質値上げです

2袋を束にした商品の参考小売価格は702円(税込)で、改定前と同じです。中身だけが減ったので、実質的な値上げにあたります。
重さあたりで計算するとどうなるか
234gが214gになって、値段は702円のまま。減ったのは約8.5%です。
これを100gあたりの単価に直すと、300円から328円ほどになります。重さで比べると、およそ9%の値上げという計算です。
「1本減っただけ」と聞くより、数字にしたほうが実感がわくと思います。
会社が挙げている理由
時事通信の報道によると、日本ハムは原材料費、人件費、エネルギー費の高騰が続いているため内容量を見直した、と説明しました。
ウインナーに限らず、加工肉は輸入豚肉の相場と包装資材、そして物流費に強く引っぱられます。売り場にいたころも、このあたりが動くと必ず何かが変わりました。
売り場では「100gいくら」で比べてください
内容量が変わった商品が店頭に並ぶとき、旧パッケージと新パッケージが一時的に混在します。
同じ棚に117gと107gが並んでいる期間があります。値札の総額だけ見ていると、どちらが得か分かりません。
値札の下のほうに小さく書いてある100gあたりの単価、あれを見るのが確実です。
「時代に負けてたまるか」が賛否を呼んだ理由

今回これだけ話題になったのは、数字そのものより伝え方が理由です。
会社が自分から「減ります」と言った
日本ハムは公式Xで、内容量が減ることを自分から公表しました。「正直に伝えます。シャウエッセンの内容量が減ります」という書き出しです。
同じ日の読売新聞朝刊には「時代に負けてたまるか。」という広告も載りました。この公式Xの投稿は、2026年10月12日の時点で表示回数が2,500万回を超えています。
評価する声
黙って減らす、いわゆるステルス値上げが当たり前になっているなかで、先に言ったことを評価する声は多く見られました。
フードジャーナリストの山路力也さんも、単なる内容量減ではなく商品の進化として伝えた点を評価しています。
批判された点
一方で、「あれだけ煽っておいて結局1本減るのか」という受け取り方も広がりました。
料理家のリュウジさんも、寄せられた声として「家族で食うのに6本から5本になったら分け分けしにくくて不便」という意見を紹介しています。
広告の勇ましさと、手元で起きる変化の地味さ。この落差が賛否の正体だと感じています。
太くなった1本、加熱時間はどうなる?

ここが、ニュースではあまり触れられていない部分です。1本が約10%太くなったのなら、温め方は今までどおりでいいのか。
結論を先に言うと、ボイルは今までどおり3分で問題ありません。変わるのは電子レンジです。
ボイルは公式の3分のまま
日本ハムの公式サイトに載っている「黄金の3分間ボイル」は、鍋いっぱいの湯を沸騰させ、弱火にしてから3分ゆでる方法です。
この時間は改定後も変更されていません。太くなったといっても1本あたり2g弱で、湯の中では全体がじんわり温まるためです。
沸騰させたまま茹でないこと。これだけ守れば、皮のパリッとした食感は変わりません。
電子レンジは「本数」ではなく重さで見る
注意が必要なのはこちらです。公式の加熱目安は本数で書かれています。600Wなら3本で約20秒、6本で約40秒。
ところが1袋が6本から5本に変わったので、「1袋ぶん=6本」という読み替えができなくなりました。
5本で107gなので、6本117gのときより総量は少なくなります。600Wで1袋ぶんなら、40秒より気持ち短めから試すのが安全です。
足りなければ10秒ずつ足す。これが一番失敗しません。加熱しすぎると皮が破れて肉汁が出てしまいます。
フライパンなら水を使う時短ボイル
公式が紹介している方法に、フライパンに水を50cc入れて強火で約2分という手があります。水分が飛んだら完成です。
太くなったぶん中心まで温まるのに少し時間がかかるので、水が飛びきったあと20秒ほど転がすと落ち着きます。
茹で方のコツはこちらの記事でさらに詳しく書いています。

5本という奇数で分けにくい問題

SNSで目立った不満が、この「分けにくい」でした。数の問題は、味の話より生活に直結します。
4人家族だと1本あまる
6本なら2人で3本ずつ、3人で2本ずつ、6人で1本ずつ。6という数字は割り切れる相手が多い数でした。
5本は2でも3でも割り切れません。4人家族なら1本あまります。
売り場にいた人間としての現実的な答え
2袋束で買えば10本ですね。2人なら5本ずつ、5人なら2本ずつできれいに割り切れます。
4人家族なら、1袋を5本のまま出すより2袋10本で考えるほうが収まります。
もうひとつ。朝食の添え物として出すなら、斜め半分に切ってしまうのも手です。本数ではなく見た目のボリュームで満足度は変わります。
ウインナーをパリッと焼く手順そのものは、こちらにまとめました。

シャウエッセンの変更についてよくある質問

売り場でも聞かれそうな点をまとめました。
まとめ|減ったのは本数、太くなったのは1本

豚くんなるほど。黙って減らされたわけじゃないんだね。
ジョニーそこは評価していいと思います。あとは100gあたりの単価を見る癖をつけておけば大丈夫ですよ。
内容量は117gから107gへ、本数は6本から5本へ。そのかわり1本は約19.5gから約21.4gに太くなりました。値段は702円のまま、重さで比べるとおよそ9%の値上げです。
温め方で気をつけるのは電子レンジだけ。ボイルは3分のままで変わりません。売り場では総額ではなく100gあたりの単価を見てください。それだけで損はしなくなります。




