【現役肉屋が解説】安くて硬い輸入牛肉を簡単にやわらかくする方法を紹介

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豚くん

輸入牛肉って安いんだけど、硬いんだよね…
どうにかならない?

ジョニー

安い輸入牛肉でもかんたんにやわらかくする方法があるよ!

ステーキが食べたいと思い、安い輸入牛のステーキを買ってみたものの、硬くて食べにくいという経験をしたことはありませんか?

牛肉の硬さの原因は、筋肉繊維やコラーゲンの量によるものです。これらを解消することで、牛肉は驚くほどやわらかくなります。

そこで今回の記事では、食材や道具を使い、牛肉をやわらかくする方法を詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたの牛肉料理が一段とおいしくなり、料理を作るのがもっと楽しくなります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ジョニー

現役のお肉屋さんが解説しています。

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目次

牛肉が硬くなる原因3つを解説

牛肉が硬くなる原因
牛肉が硬くなる原因

まずは牛肉が硬くなってしまう主な原因を3つを解説します。

筋繊維とコラーゲン

牛肉の硬さは主に筋繊維とコラーゲンの量によって決まります。筋繊維は肉の主成分で、コラーゲンは筋繊維をつなぎ合わせる役割があるのです。これらが多いほど肉は硬くなってしまいます。

豚くん

筋繊維とかコラーゲンとかちょっと難しい…

わかりやすく説明するために、筋繊維とコラーゲンを、それぞれ「ロープ」と「ガムテープ」に例えてみます。

まず、筋繊維は、牛肉の中にあるたくさんの「ロープ」のようなものだと考えてみてください。「ロープ」がたくさん集まって、牛肉の形を作っています。筋繊維が多い部分は、ロープがたくさん集まっている部分なので、噛むと硬く感じます。

次に、コラーゲンは、これらの「ロープ」をまとめている「ガムテープ」のようなものだと考えてみてください。コラーゲンが多い部分は、ガムテープがたくさん巻かれている部分なので、これもまた噛むと硬く感じます。

肉質

輸入牛肉は、その生産地や品種によって肉質が異なります。例えば、アメリカやオーストラリアの牛肉は、日本の和牛に比べて筋繊維が粗く、コラーゲンも多いため、調理方法によっては硬く感じることがあります。

調理方法

調理方法も肉の硬さに影響します。例えば、高温で短時間調理すると筋繊維が収縮し、肉が硬くなります。

また、コラーゲンは長時間低温で調理することでゼラチンに変わり、肉を柔らかくします。しかし、この過程が不十分だと肉は硬くなるのです。

牛肉をやわらかくするメリットを3つ解説

牛肉をやわらかくするメリット

ここでは牛肉をやわらかくするメリットを3つ解説します。

子供やお年寄りでも食べやすい

牛肉をやわらかくすることで、食べたときの口当たりが良くなります。

硬い肉は噛み切るのが大変で、食べるのに時間がかかってしまいますが、肉がやわらかいと、噛み切りやすく、口の中で溶けるような感覚を楽しめるのです。

また、やわらかい肉は噛む力が少なくても十分に味わうことができるため、高齢者や小さな子供でも安全に食べられます。

味が浸透しやすい

肉がやわらかいと、調味料が肉の中に浸透しやすくなります。

硬い肉は筋繊維が密に結合しているため、調味料が肉の内部に浸透しにくいです。

しかし、肉をやわらかくすると筋繊維が緩むため、調味料が肉の内部に浸透しやすくなり、肉全体が均一に味付けされ、深い味わいを楽しむことができます。

消化に良い

牛肉がやわらかいと、消化器官にとって負担が少なくなります。特に、筋繊維が多い部位やコラーゲンが多い部位は、やわらかく調理することで消化がしやすくなります。

食材を使った牛肉をやわらかくする方法4つを紹介

食材を使った牛肉をやわらかくする方法4つを紹介

ここでは食材を使った牛肉をやわらかくする方法を4つ紹介します。

玉ねぎを使った方法

玉ねぎにはプロテアーゼという酵素が含まれており、これが肉の筋肉繊維を分解し、やわらかくする効果があります。

STEP

玉ねぎの準備

玉ねぎを1個用意します。大きさは牛肉の量によりますが、一般的には中サイズの玉ねぎで十分です。玉ねぎは皮を剥き、粗みじんに切ります。

STEP

漬け込み

切った玉ねぎと牛肉を一緒にジップロックなどの袋に入れます。袋を閉じる前に空気をしっかりと抜き、袋を閉じましょう。その後、冷蔵庫で1時間から2時間ほど漬け込むと、玉ねぎの酵素が肉の筋肉繊維を分解し、肉が柔らかくなります。

この方法は、煮物や炒め物などの料理に適しています。ただし、玉ねぎの酵素は熱に弱いため、高温で長時間調理するとその効果が失われることもあります。そのため、短時間で調理できる料理に最適です。

牛乳を使った方法

牛乳に含まれる乳酸が肉の筋肉繊維を柔らかくする効果があります。また、牛乳に含まれるカルシウムは、肉のたんぱく質を分解する酵素の働きを助け、肉をさらに柔らかくするのです。

STEP

牛乳の準備

牛肉の量に応じて牛乳を用意します。一般的には、牛肉500gに対して牛乳500mlが目安です。

STEP

漬け込み

牛肉をボウルに入れ、そこに牛乳を注ぎます。牛肉が完全に牛乳に浸かるようにしましょう。その後、冷蔵庫で2時間から3時間ほど漬け込みます。漬け込むことで、牛乳の乳酸とカルシウムが肉の筋肉繊維を分解し、肉がやわらかくなるのです。

漬け込んだ牛肉はそのまま調理することができます。ただし、牛乳の風味が強くなることがあるので、風味を強く感じるようなら牛乳を洗い流しましょう。

この方法は、特に煮物や炒め物などの料理に適しています。ただし、牛乳の乳酸は熱に弱いため、高温で長時間調理するとその効果が失われます。そのため、短時間で調理できる料理に最適です。

炭酸水を使った方法

炭酸水に含まれる炭酸には肉の筋肉繊維をやわらかくする効果があります。また、炭酸水は肉のpHを変化させ、たんぱく質を膨張しやすくし、肉をやわらかくするのです。

STEP

炭酸水の準備

炭牛肉の量に応じて炭酸水を用意します。一般的には、牛肉500gに対して炭酸水500mlが目安です。

STEP

漬け込む

牛肉が完全に炭酸水に浸かるようにするのがポイントです。漬けたあとは、冷蔵庫で1時間から2時間ほど漬け込みます。炭酸水に漬け込むことで、炭酸が肉の筋肉繊維を分解し、肉がやわらかくなります。

漬け込んだ牛肉はそのまま調理することができます。ただし、炭酸水の風味が強くなることがあるので、風味が強いようなら洗い流しましょう。

この方法は、特に煮物や炒め物などの料理に適しています。ただし、炭酸水の炭酸は熱に弱いため、高温で長時間調理するとその効果が失われることもあります。そのため、短時間で調理できる料理に最適です。

梨に含まれる酵素(カリクレイン)が肉の筋肉繊維を分解し、やわらかくする効果があります。

STEP

梨の準備

梨の準備:まず、梨を1個用意し、皮を剥き、種を取り除き、細かくすりおろします。

STEP

漬け込み

牛肉とすりおろした梨を一緒にジップロックなどの袋に入れます。袋を閉じる前に空気をしっかりと抜きましょう。その後、冷蔵庫で1時間から2時間ほど漬け込みます。梨に漬け込むことで、梨の酵素が肉の筋肉繊維を分解し、肉をやわらかくする効果があります。

漬け込んだ牛肉はそのまま調理することができます。ただし、梨の風味が強くなることがあるので、必要に応じて洗い流しましょう。

この方法は、特に煮物や炒め物などの料理に適しています。ただし、梨の酵素は熱に弱いため、高温で長時間調理するとその効果が失われることもあります。そのため、短時間で調理できる料理に最適です。

道具を使った牛肉をやわらかくする方法

ここでは道具を使った牛肉をやわらかくする方法を3つ紹介します。

ミートハンマーを使った方法

ミートハンマーは、肉の筋繊維を物理的に破壊し、肉をやわらかくする道具です。

ジョニー

値段も安くて、とんかつのお肉を薄く伸ばしたりするときにも使える便利商品です。

ミートハンマーの使用方法は、牛肉をまな板の上に置き、ミートハンマーで叩きます。ミートハンマーの一面は平らで、もう一面には突起があります。

硬い肉をやわらかくする場合は、突起のある面で叩くと効果的です。

叩きすぎると肉が崩れてしまうので、適度な力加減と回数で叩くことが重要です。

この方法は、特にステーキやカツレツなどの料理に適しています。肉を叩くことで筋繊維が破壊され、肉がやわらかくなるだけでなく、調味料の浸透も良くなるのです。

ミートローラー

ミートローラーは、肉の筋繊維を物理的に破壊し、肉をやわらかくする道具です。

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ジョニー

ミートローラーも値段は高くないのでお肉料理をよくする人は1つは持っておくのがおすすめです。料理のおいしさがワンランクUP!

ミートローラーの使用方法は、牛肉をまな板の上に置き、ミートローラーを転がします。

ミートローラーは、筋繊維を破壊し、肉を均一な厚さにするための道具です。

ミートローラーで転がした牛肉はそのまま調理することができます。ただし、転がしすぎると肉が崩れてしまうので、適度な力加減と回数で転がすことが重要です。

この方法は、特にステーキやカツレツなどの料理に適しています。肉を転がすことで筋繊維が破壊され、肉がやわらかくなるだけでなく、調味料の浸透も良くなるのです。

包丁で筋切りをする方法

筋切りは、肉の筋繊維を物理的に破壊し、肉をやわらかくする方法です。

STEP
赤身と脂肪の境目の筋に切れ込みを入れる

焼いたときに身が縮まるのを防ぐため、赤身と脂肪の境目にある筋を包丁の先をさすように1から2cm間隔で切ります。

STEP
赤身に混じった脂肪の部分にも切れ目を入れる

赤身に混じった脂肪の部分にも、包丁の先で軽く切れ目を入れます

筋切りをした牛肉はそのまま調理することができ、筋切りにより筋繊維が断たれ、肉がやわらかくなります。

また、調味料の浸透も良くなります。

この方法は、特にステーキや焼肉などの料理にぴったりです。

ただし、切り込みを入れすぎると肉が崩れてしまうので、適度な深さと回数で切り込む必要があります。

輸入牛をやわらかくする方法は組み合わせが効果的

これまでに食材と道具を使った方法の合計7つの方法を紹介しましたが、牛肉をやわらかくするためには1つの方法だけでなく組み合わせると効果的です。

スクロールできます
食材を使った方法道具を使った方法
玉ねぎミートハンマー
牛乳ミートローラー
炭酸水包丁で筋切り
やわらかくする方法7選
ジョニー

私は牛乳と筋切りを組み合わせることが多いよ!

よくある質問

よくある質問

ここでは硬い輸入牛をやわらかくすることにかんするよくある質問をまとめました。

牛肉をやわらかくする方法は何がありますか?

牛肉をやわらかくする方法は大きく分けて二つあります。一つ目は食材を使った方法で、玉ねぎ、牛乳、炭酸水、梨などを使って牛肉を漬けます。これらの食材に含まれる成分が牛肉を柔らかくします。二つ目は道具を使った方法で、ミートハンマーで叩く、包丁で筋切りをする、ミートローラーで伸ばすなどがあります。これらの道具を使うことで、牛肉の筋肉繊維が切断されたり伸ばされたりして、牛肉が柔らかくなります。

どの方法がもっとも効果的ですか?

最も効果的な方法は、使用する牛肉や調理方法によります。例えば、ステーキを作る場合はミートハンマーで叩く方法が効果的です。また、煮物を作る場合は玉ねぎや牛乳で漬ける方法がおすすめです。最適な方法を選ぶためには、牛肉の種類と調理方法を考慮する必要があります。

牛肉を扱う際の注意点は何ですか?

牛肉を扱う際の注意点は、衛生管理と保存方法です。牛肉は生肉なので、十分に加熱しないと食材感染症のリスクがあります。また、保存する際は冷蔵庫で適切な温度に保つことが重要です。さらに、牛肉をやわらかくするための食材や道具も清潔に保つことが必要です。

まとめ:食材と道具を使えばかんたんに輸入牛をやわらかくできる

この記事のまとめ

今回の記事では、牛肉をやわらかくする方法として7つの方法を紹介しました。

食材を使った方法では、玉ねぎ、牛乳、炭酸水、梨を使って牛肉を漬けることで、これらの食材に含まれる成分が牛肉をやわらかくします。

また、道具を使った方法では、ミートハンマーで叩く、包丁で筋切りをする、ミートローラーで伸ばすなどがあります。これらの道具を使うことで、牛肉の筋繊維が切断されたり伸ばされたりして、牛肉がやわらかくなるのです。

どの方法が最も効果的かは、使用する牛肉や調理方法によりますが組み合わせるのがもっとも効果的。

みなさんもさっそくスーパーで牛肉を買ってきてやわらかくしてみましょう。

サーロイン

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