豚くんノンフライヤーって、揚げ物用のイメージなんだけど、牛タンって焼けるの?
ジョニー焼けますよ。厚切りと薄切りでコツが変わるので、そこだけ押さえれば大丈夫です。
スーパーの精肉売り場に立っていると、「ノンフライヤーで牛タンって焼けますか」と聞かれることが増えてきました。実はノンフライヤーでも十分においしく焼けますが、部位や厚みによって焼き方のコツが変わるため、同じ感覚で焼くと硬くなることもあります。この記事では、厚切り・薄切り別の焼き方とパックの選び方を紹介します。
- ノンフライヤーと網焼きで牛タンの仕上がりがどう違うか
- タン元・タン中・タン先/タン下、部位ごとの厚切り・薄切りの向き不向き
- スーパーの厚切り用・薄切り用パックの選び方と焼く手順
- 冷凍牛タンを焼くときに気をつけたいポイント
ノンフライヤーで牛タンを焼くと何が変わる?網焼きとの違い

ノンフライヤーは庫内の熱風で肉を包み込むように加熱する調理器具です。焼肉店の網焼きとは熱の伝わり方が違うため、仕上がりの印象にも差が出ます。
煙・脂が出にくい仕組み
網焼きは脂が炭に落ちて煙が上がりますが、ノンフライヤーは受け皿に脂が落ちる構造なので、煙がほとんど出ません。キッチンで焼いても匂いがこもりにくく、換気の手間が少ないのが利点です。ただし脂が落ちる分、網焼き特有の香ばしい煙の風味までは再現できません。
焼肉店の網焼きとの食感・焼き色の違い
正直に言うと、ノンフライヤーは網焼きの完全な代用にはなりません。熱風対流での加熱のため、炭火のような強い焼き色や香りは付きにくいです。とはいえ、家庭で手軽に近い食感を楽しめるのは事実です。過度な期待をせず、家庭用の焼き方として割り切ると満足度が上がります。
これから購入を検討している人は、選び方のポイントをまとめた記事もあわせて参考にしてください。

ジョニー正直に言うと、炭火の香ばしさまでは再現できません。ただ家庭で手軽に焼けるのは魅力ですよ。
牛タンの部位別の特徴と厚み別の向き不向き

牛タンは部位によって食感や脂ののりが大きく異なります。焼き方を選ぶ前に、まず部位ごとの特徴を知っておくと失敗しにくくなります。
タン元(厚切り向き)の特徴
タン元は牛タンの中でも根元にあたる部位で、最も脂がのりジューシーな部分です。柔らかさがあるため、厚切りにしてじっくり焼くのに向いています。ノンフライヤーでも中までしっかり熱を入れやすく、厚切りならではの旨みを引き出しやすい部位です。
タン中(薄切り向き)の特徴
タン中は赤身と脂のバランスが良く、コリコリとした食感が持ち味です。厚切りにすると硬さが気になることがあるため、薄切りにしてさっと焼くのがおすすめです。短時間で火が入るので、ノンフライヤーとも相性が良い部位といえます。
タン先・タン下が焼肉に向かない理由
タン先やタン下は筋が多く、そのまま焼くと硬さが際立ちます。焼肉には不向きで、じっくり煮込んで筋をやわらかくする料理に向いています。売り場でこの部位を見かけたら、焼肉ではなく煮込み料理に使うのがおすすめです。
スーパーの牛タン規格とノンフライヤーの相性

スーパーの精肉売り場には、厚切り用・薄切り用など用途別にカットされたパックが並んでいます。売り場の規格を知っておくと、ノンフライヤーでの焼き上がりも安定しやすくなります。
厚切り用パックの選び方
厚切り用パックは2〜3cm前後にカットされていることが多く、タン元に近い部位が使われる傾向があります。パックの見た目で脂ののりを確認し、白い脂身が適度に入っているものを選ぶと、ノンフライヤーでもジューシーに焼き上がります。
薄切り用パックの選び方
薄切り用パックは5mm前後の厚みが一般的です。薄いぶん火が通りやすいので、ノンフライヤーで焼く際は短時間で様子を見ながら加熱するのが基本になります。焼きすぎると硬くなりやすいため、目を離さないようにしましょう。
業務スーパーの牛タンブロックを使う場合の下処理
業務スーパーなどではブロック状の牛タンが手に入ることもあります。ブロックのままでは厚みがありすぎるため、部位を見極めながら厚切り・薄切りに切り分ける下処理が必要です。凍った状態で購入した場合の解凍方法は、別記事で詳しく紹介しています。
業務スーパーの牛タンブロックについて、価格や量、使い勝手を詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

ノンフライヤーで牛タンを焼く手順

ここからは実際の焼き方を、下ごしらえから厚切り・薄切り別の温度目安まで順番に説明します。
これから道具をそろえる人は、こちらのノンフライヤーも参考にしてみてください。
下ごしらえ(筋切り・常温戻し・塩コショウのタイミング)
焼く前に牛タンの表面に軽く筋切りをしておくと、繊維が断たれて柔らかくなり、下味も入りやすくなります。冷蔵庫から出したら常温に戻すことも大切で、目安は夏場で20分、冬場で1時間程度です。塩コショウは薄切りなら焼く直前、厚切りなら焼く5〜10分前にふっておくと、焼き色がつきやすくなります。
筋切り以外にも柔らかくするコツを知りたい人は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

厚切りの温度・時間の目安
ノンフライヤーで肉を焼く際は、230℃前後・4〜6分が一般的な目安とされています。ただし牛タン専用のデータではないため、この数値をそのまま当てはめず、まずは短めの時間から試して様子を見るのが安全です。厚切りは中心まで火が入りにくいので、途中で一度取り出して焼き加減を確認するとよいでしょう。
薄切りの温度・時間の目安
薄切りは厚切りよりも短時間で火が通ります。同じく230℃前後を目安にしつつ、まずは短めの時間からスタートし、焼き色を見ながら調整してください。薄いぶん焼きすぎによる硬化が起きやすいため、こまめに庫内を確認することをおすすめします。
冷凍牛タンを使うときの注意点

冷凍の牛タンをノンフライヤーで焼く場合、解凍の状態によって仕上がりが変わります。解凍方法そのものは別記事で詳しく紹介しているので、ここでは調理時の注意点に絞って説明します。
おいしく仕上げるための解凍のコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。

半解凍のまま焼く場合の時間調整
半解凍のまま焼くと、中心部に熱が入るまで時間がかかります。表面だけ焼き色がついて中が冷たいままになりやすいため、通常より長めの時間を見込み、途中で切り込みを入れて中心の状態を確認しながら焼くと安心です。
解凍してから焼く場合とのおすすめの使い分け
薄切りで短時間に仕上げたいときは、事前にしっかり解凍してから焼くほうが失敗しにくいです。厚切りでじっくり焼きたい場合も、解凍してから常温に戻す工程を踏んだほうが、火の通り方が安定します。時間に余裕があるときは、解凍を済ませておくのがおすすめです。
豚くん厚切りと薄切りでコツを分ければ、思ったより簡単に焼けそうだね。
よくある質問

ノンフライヤーで牛タンを焼く際によくいただく質問をまとめました。
まとめ

ノンフライヤーでの牛タン焼きは、部位と厚みに合わせたコツを押さえれば十分においしく仕上がります。タン元は厚切り、タン中は薄切りを選び、常温戻しと筋切りを忘れずに行いましょう。網焼きとまったく同じ仕上がりにはなりませんが、家庭で気軽に牛タンを楽しむ方法として、ぜひ試してみてください。




