豚くん無添加で冷蔵の宅配って、やっぱり高いんじゃない?
ジョニー金額だけ見れば安くはありません。ただ、比べる相手を間違えている人が多いんですよ。
「シェフの無添つくりおき」は、保存料や化学調味料を使わない惣菜を冷蔵で届ける宅配サービスです。まず気になるのは値段でしょう。決して安い買い物ではないので、迷うのは当然です。
ところが公式サイトの表示は総額のみ。1人前でいくらになるのかが見えてきません。
そこで料金・送料・配達エリア・解約条件など7項目を、公式情報だけで整理しました。実食ではなく、現役の肉屋による調査記事です。
プランの中身や配達可能エリアは公式サイトで随時更新されています。郵便番号を入れるだけでエリア判定ができるので、先に確認しておくと読み進めやすくなります。
- 2つの料金プランの総額と、1人前あたりの参考単価
- 初回26%OFFと、2回目以降にかかる送料990円の差
- 配送エリア・お届け曜日・受け取りで先に確認したいこと
- スキップと解約の締切、初回はキャンセルできないルール
\ 初回26%OFF・送料無料で試せる /
シェフの無添つくりおきとは?サービスの基本を整理
まずはサービスの輪郭を押さえておきましょう。運営は株式会社AIVICKで、無添加調理の惣菜が週1回、冷蔵便で届く仕組みになっています。
運営会社と「無添加調理」の位置づけ
運営は株式会社AIVICK(京都府京都市南区八条町416 米澤京都八条ビル6F)、販売責任者は矢津田智子氏です。問い合わせ窓口は075-634-9126(10:00〜17:00・土日祝を除く)とメールが用意されています。
「無添加」の基準は公式FAQに明記があります。豆腐を作るためのにがりのように、食品を作るうえで欠かせない添加物以外は使わないという考え方。
現在使用している添加物は塩化マグネシウム(にがり)と水酸化カルシウムの2つと公式FAQに記載されています。保存料と化学調味料は使っていません。添加物研究家によるチェックも行っていると公式トップに記載があります。
産地についても方針が示されています。原則として中国産は使わずに製造。花椒や山椒など一部の香辛料を今後使う可能性はあり、その際はWEBで理由と生育環境を公開するとしています。
冷蔵で届くのに4日日持ちする理由(窒素充填と急速冷却)
消費期限はお届け日を含めて4日間。一部のエリアだけは3日間になります。
保存料なしでこの日数を確保している理由は、公式FAQで2つの技術として説明されています。ひとつが窒素充填。容器の中に窒素を封入して酸素を追い出し、酸化の進行を遅らせる方法です。
もうひとつが急速冷却で、調理後すぐに中心温度3℃まで一気に下げます。菌が増えやすい温度帯を短時間で通過させる考え方ですね。受け取ったあとは5℃以下で保管してください。
冷凍については、公式トップに「一部のメニューを除き冷凍保存もOK」との記載があります。どのメニューが冷凍不可なのかまでは公開されていません。
メニューはおまかせ|和洋中100種類以上から届く
メニューの指定はできません。和洋中100種類以上のメニューから、主菜と副菜をバランスよく組み合わせたものが届く仕組みです。
1週間のうち【土・日】と【月・火・水】でメニュー内容が変わります。消費期限が3日間のエリアでは【日・月】と【火・水・木】という区切りになります。
献立を考える手間がまるごと消えるのは大きな利点でしょう。その代わり、苦手な食材を外すことはできません。マイページで3〜4週先までのメニューと原材料を確認できるため、合わない週はスキップするという使い方になります。
料金プランは2種類|品数・人前・参考単価を比較
シェフの無添つくりおきの料金プランは2つだけなので、迷う要素はほとんどありません。世帯の人数と、何食分をカバーしたいかで選ぶ形になります。
| プラン名 | 品数 | 想定人数・食数 | 通常価格(税込) | 初回価格(税込) | 送料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 食卓サポートプラン | 主菜2種+副菜3種=5品 | 3人前×2食分(大人2名+幼児1名) | 5,173円 | 3,799円 | 990円/回(初回無料) |
| 食卓おまかせプラン | 主菜3種(各2パック)+副菜6種=9種類12パック | 4人前×3食分(大人2名+小中学生2名) | 13,607円 | 9,980円 | 990円/回(初回無料) |
食卓サポートプラン|主菜2種+副菜3種で5,173円
主菜2種と副菜3種の合計5品が届きます。想定されているのは大人2名+お子様1名(幼児)の夕食2回分、つまり3人前×2食分という組み立てです。
1種類あたりの量は約300g前後と公表されています。通常価格(2回目以降)は税込5,173円。食品なので消費税は軽減税率8%が適用されます。
食卓おまかせプラン|主菜3種+副菜6種で13,607円
主菜3種が各2パック、それに副菜6種を加えた合計9種類12パックという構成。大人2名+お子様2名(小中学生)の夕食3回分、4人前×3食分が想定されています。
主菜の量は約500g前後。通常価格は税込13,607円となっています。
初回は26%OFF・送料無料|2回目以降は送料990円
初回は26%OFFが適用され、食卓サポートプランが税込3,799円、食卓おまかせプランが税込9,980円。どちらも初回は送料が無料です。
ただし、この初回割引が使えるのは「ご契約者様1回目のご注文(お届け分)のみ」。2回目以降は通常価格に戻り、さらに送料が毎回990円(税込)かかります。
実際の負担額で言い直すと、2回目以降は食卓サポートで6,163円、食卓おまかせで14,597円。初回価格の印象のまま契約すると、2回目の請求で驚くことになります。
1人前あたりに割り算するといくらか
ここから示す単価は、公式が単価として掲げている数字ではありません。公式の総額を当ブログで割った参考値です。実際の1食の満足度とは別物として読んでください。
- 食卓サポート(2回目以降):5,173円 ÷ 6人前 = 約862円/人前
- 食卓サポート(送料込み):6,163円 ÷ 6人前 = 約1,027円/人前
- 食卓おまかせ(2回目以降):13,607円 ÷ 12人前 = 約1,134円/人前
- 食卓おまかせ(送料込み):14,597円 ÷ 12人前 = 約1,216円/人前
- 初回(送料無料):サポート 約633円/人前、おまかせ 約832円/人前
初回だけを見ると1人前600〜800円台。2回目以降は1,000円前後に上がります。この段差が、後で解説する「高い」という評価につながっています。
【肉屋の視点】主菜のボリュームと内容をどう見るか
肉屋がまず気にするのは、味の前に量です。ここは公式が数字を公表しているため、比較的はっきり判断できます。
主菜1パック約500g前後は多いのか少ないのか
食卓おまかせプランの主菜は約500g前後。主菜3種が各2パックという構成なので、1パックを2人で分ける前提の量になります。
売場の感覚に置き換えてみましょう。惣菜の主菜1人前は、肉と野菜と煮汁を合わせて150〜200g程度が一般的なライン。500gを2人で分ければ1人250g前後になり、量として不足する数字ではありません。
ただし500gがすべて肉というわけではない点に注意が必要です。煮物や炒め物なら、野菜やソースを含んだ総重量になります。肉そのもののボリュームを期待しすぎると、受ける印象は変わってくるでしょう。
食卓サポートプランは1種類あたり約300g前後。3人で分ける想定なので1人100g前後となり、副菜と組み合わせて成立する量と考えるのが妥当です。
「唐辛子不使用・やさしい味付け」が食卓に与える影響
唐辛子は一切使われていません。一部にコチュジャンなどの辛味調味料を使うメニューはありますが、基本は3歳以上を想定したやさしい味付けという設計です。
小さな子どもがいる家庭には都合がよい設計でしょう。逆に大人だけで食べる場合、物足りなさを感じる可能性はあります。味の好みは人それぞれですが、「辛くない方向に振っている」という設計思想は事前に知っておきたいところ。
足りなければ七味や黒こしょうを手元で足せば調整できます。なお、減塩食・低たんぱく食のような栄養設計の基準は設けられていません。塩分やたんぱく質を管理している方は、商品ラベルの栄養成分を確認してください。
主菜がおまかせであることのメリットと割り切り方
主菜を選べないのは一見すると弱点ですが、仕入れという観点では合理的でもあります。公式は部位や産地を固定せず、その時々で最適なものを仕入れるという説明です。
選べない代わりに、自分では買わない料理が食卓に乗ります。つい同じ肉ばかり買ってしまう人にとっては、メニューの幅が広がる方向に働くかもしれません。
それでも割り切れないときの逃げ道がスキップです。マイページで先のメニューを確認し、合わない週だけ止める運用が現実的でしょう。
そもそも平日の夕食づくりがしんどい、という段階の方はこちらの記事も参考になります。

自炊より高い?食材費だけで比べない考え方
結論から言えば、食材費だけを並べれば自炊のほうが安く上がります。それでも利用する人がいるのは、比べている対象がそもそも違うからです。
1人前あたりの金額で見た現実的なライン
先ほどの参考値(当ブログが総額を割ったもの)でいえば、2回目以降は1人前862〜1,134円、送料を入れると1,027〜1,216円になります。
スーパーの食材で同じ品数を作った場合、1人前300〜500円台に収まることは珍しくありません。金額だけの勝負なら自炊に軍配が上がります。
つまりこのサービスは、食費を削るための道具ではないということ。ここを取り違えたまま契約すると、ほぼ確実に不満が出ます。
豚くんじゃあ、いったい何にお金を払っていることになるの?
自炊の見積もりから抜け落ちがちな3つのコスト
自炊の金額を計算するとき、多くの人は食材費しか数えていません。抜け落ちているものが3つあります。
1つ目は献立を考える時間。毎日15分悩むだけでも、1か月では7時間を超えます。売場で「今日どうしよう」と立ち止まっているお客様は本当に多いものです。
2つ目は買い出しそのもの。移動と会計と持ち帰りを含めれば、1回30分から1時間は消えていきます。
3つ目が使い切れなかった食材です。半分だけ使った野菜、開封した調味料、特売でまとめ買いした肉。傷ませて捨てた分は、家計簿の上では自炊の食費に含まれているのに、食べた記憶としては残りません。
この3つを含めて比べるなら、対戦相手は自炊ではなく「外食・デリバリー・惣菜」です。その土俵なら1人前1,000円前後という水準の見え方はかなり変わってきます。
送料990円をどう考えるか
送料は1回990円(税込)で、無料になるのは初回だけです。
食卓サポートプランで見ると、5,173円に対する990円は約19%の上乗せ。比率としては決して小さくありません。
一方の食卓おまかせプランなら、13,607円に対して約7%です。1人前あたりの上乗せは、当ブログの計算でサポートが約165円、おまかせが約82円。まとめて受け取るほど送料の重みが軽くなる、という単純な構造になっています。
配送エリア・受け取り方法で先に確認すべきこと
シェフの無添つくりおきには、申し込む前に確認しておかないとあとで困る項目があります。配達エリアと受け取りの段取りです。
北海道・沖縄を含む一部地域と離島は対象外
北海道・沖縄を含む一部地域、および離島は配送対象外となっています。冷蔵便で運ぶ以上、輸送に時間のかかる地域はどうしても外れる形です。
自宅が対象内かどうかは、公式サイトの郵便番号入力欄で事前に確認できます。ここが対象外なら、他の条件を検討するまでもありません。
お届け曜日と時間帯|九州・島根・青森は1日遅くなる
配達曜日は土・日・月・火・水から選べます。ただし九州地方・島根県・青森県は日・月・火・水・木からの選択。輸送に中1日必要なためです。
時間帯は午前中/14〜16時/16〜18時/18〜20時/19〜21時の5区分。地域によっては選べない時間帯があります。
最短のお届けは注文日から6日後、九州地方・島根県・青森県は7日後です。今日頼んで明日届くタイプのサービスではありません。
ヤマトのクール宅急便|受け取りの段取りが必要
配送はヤマト運輸のクール宅急便(冷蔵タイプ)。公式はクロネコメンバーズへの登録を勧めています。
不在時は不在連絡票が投函され、ヤマト運輸に再配達を依頼する流れになります。ここで注意したいのが保管期間です。クール便の保管期間は3日間で、超過するとお届け不可となり返金もありません。
消費期限が4日間しかない商品ですから、受け取りが遅れるほど食べられる日数が削られていきます。確実に在宅できる曜日と時間帯を選んでおきましょう。
スキップ・解約のルールと落とし穴
契約回数の縛りも違約金もありません。ただし締切が明確に決まっていて、そこを外すと止められなくなります。
初回はキャンセル・スキップができない
毎週届く定期購入という形ですが、購入回数の制限はなく、違約金も設定されていません。
その一方で、初回お届け分はキャンセルもスキップもできない決まりになっています。「とりあえず頼んで、気が変わったら止める」という発想は、初回に限っては通用しません。
締切は次回お届けの6日前(一部地域は7日前)
2回目以降はスキップも休止(解約)も可能です。締切はどちらも次回お届け日の6日前まで。九州地方・島根県・青森県は7日前までとなります。
期日を1日でも過ぎると、一切受け付けてもらえません。すでに【お届け確定】になっている分は、休止手続きをしても予定どおり配送されます。
実質的には「翌週分をどうするか」を毎週その締切までに判断する運用になるわけです。カレンダーやリマインダーに登録しておくのが無難でしょう。
解約に違約金なし|退会は別の手続きが必要
休止(解約)はマイページから手続きでき、違約金は発生しません。
見落としやすいのが退会です。休止とは別に退会申請が必要で、完了までは1週間程度かかります。アカウントごと削除したい場合、休止しただけで終わりにしないよう気をつけてください。
2回目以降の決済タイミングと50円のカード確認
支払い方法はクレジットカードのみ、一括払いです。使えるのはVISA / Mastercard / JCB / AMEX / Diners / DISCOVER。
初回は申し込みと同時に決済されます。2回目以降はお届け日の5日前に事前決済という流れ。さらに決済日の3日前(お届け日の8日前)に、カードが有効かを確認するための50円の請求が入ります。
この50円はすぐに返金される仕組みです。明細に見慣れない50円が並んでも、不正利用ではありません。
口コミ・評判に見られる傾向(公開情報の整理)
ここから先は当ブログの体験談ではありません。ネット上で公開されている利用者の声に、どんな傾向があるかを整理したものです。
評価されている点に多い内容
よく挙がるのは、献立を考えなくてよくなったという点です。買い出しと調理の時間がまとめて空くことへの評価が中心になっています。
添加物を避けたい層、とくに小さな子どもがいる家庭からの支持も目立ちます。保存料・化学調味料不使用という基準が分かりやすいためでしょう。
冷蔵で届くので解凍の手間がない、という点を利点に挙げる声もあります。
不満として挙がりやすい内容
最も多いのは価格に関するもの。次いで、メニューを選べないこと、冷蔵庫の場所を取ることが並びます。
消費期限が4日間と短い点も指摘されやすいところです。受け取り日から逆算して食べ切る計画が必要になります。
味の評価は分かれる傾向。やさしい味付けという設計上、濃い味を好む人からの評価は下がりやすくなります。
口コミを読むときに注意したい点
気をつけたいのは、価格改定前の情報が混在していることです。
まとめ記事の中には、旧価格や旧割引率のまま更新されていないものが少なくありません。金額・割引率・品数といった数字については、口コミではなく公式サイトの表示を基準にして判断してください。
同じ冷蔵タイプの宅配惣菜と比べたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

デメリットと向かない人|正直に整理
シェフの無添つくりおきは、おすすめできない人がかなりはっきりしているサービスです。先に弱点のほうから並べます。
価格は自炊より確実に高い
2回目以降は送料込みで1人前1,000円を超える計算になります(当ブログによる参考計算)。同じ品数を自分で作れば、食材費はその半分以下に収まるでしょう。
節約が第一の目的なら、このサービスは選択肢に入りません。
メニューが選べず、アレルギー対応もない
メニューはおまかせで、指定はできません。そしてアレルギー対応は行われておらず、食材の除去や代替は受け付けていないと公式FAQに明記されています。
ジョニーアレルギーがある方は、ここが一番の判断ポイントになりますね。
マイページで3〜4週先までのメニューと原材料を確認できるため、対応が難しい週はスキップを検討する形になります。命に関わる重いアレルギーがある場合は、無理に使うサービスではありません。
冷蔵庫のスペースと受け取りの手間がかかる
冷蔵で届くため、到着した時点で保管場所を空けておく必要があります。食卓おまかせプランなら12パック。冷蔵室の1段はほぼ埋まると考えておきましょう。
受け取りも冷凍便のように気楽ではありません。クール便の保管期間3日を超えると、商品は受け取れず返金もない決まりです。
主食・汁物は自分で用意する必要がある
届くのは主菜と副菜の組み合わせです。ご飯や味噌汁、スープの類は含まれていません。
「これだけで夕食が完結する」と考えていると、当てが外れます。とはいえ、ご飯を炊いて汁物を1品足すだけなら負担は小さいはず。主菜と副菜という一番手間のかかる部分が外注できる、と捉えるのが実態に近いでしょう。
逆に向いているのはこういう家庭
向いているのは、共働きで平日の調理時間が取れず、かつ添加物をできるだけ避けたいという家庭です。予算面では、1人前1,000円前後を許容できるかどうかが分かれ目になります。
小さな子どもがいる家庭とも相性がよい設計です。唐辛子不使用で3歳以上を想定した味付けのため、大人と子どもで料理を分ける手間が減ります。
反対に一人暮らしの場合、3人前×2食分でも量が多く、消費期限4日間との相性はよくありません。買い物と食事の負担を減らしたいなら、別の手段を検討したほうが合理的です。
一人分の食事をどう回すかで悩んでいる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

よくある質問

申し込み前につまずきやすい点を、公式FAQの内容に沿って5つ整理しました。
まとめ

シェフの無添つくりおきは、食費を安くするためのサービスではありません。保存料と化学調味料を使わない惣菜を、献立づくりごと外注するための仕組みです。
価格は2回目以降で1人前1,000円前後(当ブログによる参考計算)。北海道・沖縄を含む一部地域は対象外で、初回はキャンセルできません。この条件に納得できるかどうかが判断の分かれ目でしょう。
まずは自宅が配達エリアに入っているかどうかから確認してみてください。郵便番号を入れるだけで判定できます。
\ 配達エリアを郵便番号でチェック /
※本記事の内容は、公開されている公式サイト・公式FAQ・特定商取引法に基づく表記をもとにまとめています。価格・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。




