豚くん日本五大地鶏ってよく聞くけど、三大地鶏と何が違うの?どれを選べばいいか分からなくて…
ジョニー実は「五大」に決まった定義はないんですよ。まずは三大地鶏を押さえて、味の違いで選べば失敗しません。
「日本五大地鶏」という言葉を見かけて、三大地鶏と何が違うのか気になっている方は多いはずです。
名前は知っていても、それぞれの味や特徴、選び方となると分かりにくいものです。
しかも「五大地鶏」に含まれる品種は情報源によって違うため、調べるほど混乱しがちです。
この記事では、五大地鶏の考え方から各品種の特徴、味の違い、料理別の選び方までを肉屋目線でわかりやすく整理します。
日本五大地鶏とは?定義に諸説あることをまず解説
最初に押さえておきたいのは、「日本五大地鶏」に公式な定義はないという点です。まずは地鶏そのものの定義と、確定している三大地鶏から見ていきましょう。
そもそも「地鶏」とは?JAS規格の定義
地鶏とは、日本農林規格(JAS)で基準が定められた鶏のことです。
主な条件は、在来種由来の血が50%以上で、飼育期間75日以上、28日齢以降は平飼いであることです。飼育密度も1平方メートルあたり10羽以下と決められています。
地鶏は流通する鶏肉のうちわずか1%ほどとされ、希少な存在です。よく似た言葉の「銘柄鶏」は、JASの地鶏基準を満たさないブランド鶏で、地鶏とは別物になります。
三大地鶏(比内・名古屋コーチン・薩摩)が基本
地鶏の話で必ず登場するのが、比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏の三大地鶏です。
いずれも知名度・流通量・味の評価が高く、地鶏の代表格として広く認められています。五大地鶏を考えるうえでも、この三大地鶏が土台になります。
五大地鶏に加わることが多い2品種
五大地鶏には決まった定義がなく、情報源によって含まれる品種が変わります。
一般的には、三大地鶏に阿波尾鶏(徳島県)とみやざき地頭鶏(宮崎県)を加えた5種を指すことが多いです。
この記事でも、その5種を中心に紹介していきます。あくまで「そう呼ばれることが多い」という整理として読んでください。
日本五大地鶏それぞれの特徴を紹介
ここからは5種類の地鶏を一つずつ見ていきます。産地や由来、味の個性を押さえると選びやすくなります。
比内地鶏(秋田県)
比内地鶏は秋田県を代表する地鶏で、濃厚な旨みと程よい歯ごたえが持ち味です。
良質な出汁が出るため、きりたんぽ鍋など秋田の郷土料理に欠かせない存在とされています。鍋やスープで真価を発揮するタイプです。
名古屋コーチン(愛知県)
名古屋コーチンは愛知県発祥で、弾力のあるしまった肉質とコクのある旨みが特徴です。
かみしめるほど味が出るため、焼き物から親子丼まで幅広く使えます。地鶏らしい食感を楽しみたい方に向いています。
薩摩地鶏(鹿児島県)
薩摩地鶏は鹿児島県の地鶏で、脂が少なくすっきりとした旨みが感じられます。
クセが少なく、刺身(たたき)や炭火焼きなど、素材の味を活かす料理と相性が良いとされています。
※楽天市場での流通量の都合上、同じ鹿児島県のブランド鶏「黒さつま鶏」の商品をご紹介します。
阿波尾鶏(徳島県)
阿波尾鶏は徳島県の地鶏で、地鶏としては生産量が日本一といわれています。
適度な歯ごたえがありつつ低脂肪で食べやすく、流通量も多いため比較的手に入れやすい点も魅力です。
みやざき地頭鶏(宮崎県)
みやざき地頭鶏は宮崎県の地鶏で、ストレスの少ない環境でじっくり育てられます。
クセのない上質な肉質で、炭火の炙り焼きにすると旨みが引き立つと評判です。
豚くん同じ地鶏でも、産地ごとにこんなに個性が違うんだね!
五大地鶏の味・食感・脂を肉屋目線で比較
5種類の違いを、味の濃さ・食感・脂の量という3つの軸でざっくり比較します。あくまで傾向の目安として参考にしてください。
| 品種 | 味の濃さ | 食感(歯ごたえ) | 脂の量 |
|---|---|---|---|
| 比内地鶏 | 濃厚 | しっかり | 中 |
| 名古屋コーチン | 濃厚 | 強い | 中 |
| 薩摩地鶏 | すっきり | 中 | 少なめ |
| 阿波尾鶏 | ほどよい | 中 | 少なめ |
| みやざき地頭鶏 | ほどよい〜濃いめ | しっかり | 中 |
味の濃さ・旨みで比べる
旨みの濃さを重視するなら、比内地鶏や名古屋コーチンが候補になります。かみしめたときに広がる鶏らしいコクが強く、出汁としても力を発揮します。
歯ごたえ・食感で比べる
しっかりした歯ごたえを楽しみたいなら、名古屋コーチンや比内地鶏が向いています。ブロイラーのやわらかさとは異なる、かみ応えのある食感が地鶏ならではの魅力です。
脂の量・あっさり度で比べる
あっさり食べたい方には、脂が控えめな薩摩地鶏や阿波尾鶏がおすすめです。最終的には好みで選ぶのがいちばん失敗しません。
料理別・地鶏のおいしい食べ方と選び方
地鶏は品種ごとに得意な料理が異なります。用途に合わせて選ぶと、その個性を活かせます。
水炊き・鍋に向く地鶏
良質な出汁が出る比内地鶏は、水炊きや鍋にうってつけです。骨付き肉を煮込むと、スープに濃い旨みが溶け出します。鍋の締めまでおいしく楽しめます。
焼き鳥・炭火焼きに向く地鶏
食感を活かせる名古屋コーチンやみやざき地頭鶏は、焼き鳥や炭火焼きと好相性です。炭火で香ばしく焼くと、かみ応えと旨みの両方を堪能できます。
親子丼・すき焼きに向く地鶏
コクのある名古屋コーチンは、親子丼やすき焼きなど味の濃い料理にも負けません。卵やタレと合わせても鶏の存在感が残り、満足感のある一皿になります。
お取り寄せで失敗しない選び方
お取り寄せで選ぶときは、用途に合う部位と、地鶏である表示を確認しましょう。
鍋なら骨付きやもも肉、焼き物ならもも・むね、と料理に合わせて選ぶと失敗しにくいです。「JAS地鶏」や品種名の明記があるかもチェックすると安心です。
ジョニー料理に合わせて選べば、家でもお店みたいな地鶏料理が楽しめますよ。
よくある質問(FAQ)
日本五大地鶏について、よく寄せられる疑問をまとめました。

まとめ
日本五大地鶏のポイントを最後に振り返ります。

「五大地鶏」に公式な定義はなく、一般には三大地鶏(比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏)に阿波尾鶏とみやざき地頭鶏を加えた5種を指すことが多いです。
濃厚な旨みなら比内地鶏や名古屋コーチン、あっさりなら薩摩地鶏や阿波尾鶏、と好みや料理で選ぶのがおすすめです。気になる品種があれば、ぜひ一度お取り寄せで味わってみてください。




